毎日、家と会社の往復で何をしたいのか分からない
仕事に不満はないけど、このままで良いのかな…
こんな悩みを解決します。
- 仕事で何をしたいか分からない原因
- 「何をしたい分からない」を解決する方法
- 何をしたいか分からないまま仕事を続けるリスク
20代は仕事で分からないことが多く、「何がしたいかわからない」と悩んでしまいますよね。
こんな状態は、「何がしたいか分からない」と感じる原因を知り、解決していく必要があります。
そこでこの記事では、「仕事で何をしたいか分からない」と感じる原因と具体的な解決方法を詳しく解説します!
20代が仕事で何をしたいか分からない根本原因
20代で仕事に対して「何をしたいかわからない」と感じることは、決して珍しいことではありません。
そこには、大きく4つの原因があります。
- 仕事や社会人としての経験が浅いから
- 周りの情報が多すぎるから
- 他人を気にしすぎているから
- 先行きの見通しが付かないから
順番に解説していきます。
仕事や社会人としての経験が浅いから
自分の「〜したい」が分かるには、したいことに対して経験していることが必要になってきます。
また、学生時代とは異なり、社会人としての責任や期待に直面することで、余裕がない状態でもあります。
何をしたいか分からないかという状況は、ある意味正常の反応とも言えますね。
だからこそ、ネガティブに考えるのではなく、ありのままを受け止めることが大切になってきます。
周りの情報が多すぎるから
現代社会は情報過多で、仕事に関する知識や選択肢があふれています。
SNSやインターネットによって、次々と新しい情報が入ってくるので、常に情報を吸収し続けている状況です。
このような状況では、じっくり腰を据えて仕事について考えるのは難しいですよね。
こんな中で、情報の取捨選択や真偽を考えないといけないから尚更です。
全ての情報をキャッチアップしようとせず、まずは自分の仕事に関係している情報から少しずつ吸収するくらいでいきましょう。
他人を気にしすぎているから
「他人と比較して自分は…」と感じることは、20代に限らず多くの人が経験するのではないでしょうか?
こういった他人との比較は、良い場所ばかりに目が行ってしまい、本当の自分の姿を見失う恐れがあります。
隣の芝は青く見えるっていいますよね。すごい分かります
特に20代ではこの感情が強く作用し、自分自身の価値や能力を他人との比較によって決めつけてしまう傾向があります。
先行きの見通しが付かないから
将来に対する不安は、何をしたいか分からないという感情を強めます。
未来が不透明なため、どう進んで良いか分からず悩んでしまいます。
- 結婚や転勤といった行事
- 驚異的な速さで移り変わる経済状況
- 年功序列や終身雇用の崩壊といった制度面の変更
こんな状況では、自分が何をしたいか考えるなんて余裕作りにくいですよね
20代が仕事で何をしたいか分からないのは「当たり前」
そもそも、20代が仕事で何をしたいか分からないのは全然おかしくないです。
なぜなら、多くの人が何を望んでいるのか、どのような仕事がしたいのかを把握できていないからです。
マイナビジョブ20’sによると、20代で「自分の生活のため」に働いていると答えた人は全体の84.5%を占めています。
それに比べて、「生きがいを得るため」「自分の夢を叶えるため」に働いている人はそれぞれ25.8%、17.2%と少ないのです。
また、20代から50代までを見ても、同様に「生活のため」という目的で働いている人が多いことが分かります。
こういった結果から、働いている人の多くが「自分の夢や目標」ではなく「生活のため」という目的で働いていることになります。
何がしたいのかがわからないという感情を持っているのはあなただけではなく、多くの人が抱える問題なのです。
【20代】仕事で何をしたいかわからないを解決する3つの方法
20代が仕事で何をしたいかわからないを解決する方法は3つあります。
- 自己分析をする
- 転職エージェントやコーチングで相談する
- 様々な方法で情報収集する
早速見ていきましょう!
自己分析をする
自己分析は、自分の価値観、興味、強み、弱みを理解する上で欠かせないステップです。
- 自分が進むべき方向を明確にするため
- 自分自身に集中できるから
- 自分の好き、嫌いを把握できるから
自己分析をすることが、自分のやりたいことを見つけるきっかけになります。
自己分析は6ステップで行うことができます!
- 自分のやってきた経験を棚卸しする
- 自分自身の性格や価値観を把握する
- 自分のなりたい姿を洗い出す
- なりたい姿を叶えるために必要な要素を洗い出す
- 経験と必要な要素のギャップを確認する
- キャリアステップに落とし込む
詳しくは、こちらの記事で解説しているので見ておきましょう!
また、過去の経験を振り返り、自分が楽しんだこと、やりがいを感じたこと、苦手としたことをリストアップすることも有効です。
転職エージェントやコーチングで相談する
1人ではなく、転職エージェントやコーチングの方と協力することで、「自分のやりたいこと」を明確にすることができます。
転職エージェントやキャリアコーチは、あなたのスキルや経験を評価し、適切なアドバイスを提供してくれます。
また、未知の業界や職種に関する情報を提供し、あなたが見逃している可能性のあるキャリアの選択肢を広げてくれることもあります。
様々な方法で情報収集する
仕事や業界に関する情報を広く集めることも重要です。
何をしたらいいか分からないのは、選択肢にできる情報が少ないことも関係しています。
情報収集の方法
- SNS
- ニュースサイト
- 口コミサイト
- 官公庁のホームページ
- 企業サイト
- 書籍
異なる視点から得られる情報は、自分の興味や適性についての理解を深め、適切なキャリアパスを選択するための判断材料になります。
何をしたいか分からないまま仕事を続けた20代の末路
20代で「何をしたいかわからない」状態を放置し続けた場合、様々な面で悪影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、3つのパターンをご紹介します。
- 何も行動ができず、後悔だけが残ってしまう
- 仕事で成果が出せず、市場価値が下がってしまう
- 精神的なストレスにより体調を崩す
3つのパターンを反面教師にしちゃいましょう!
何も行動ができず、後悔だけが残ってしまう
「何をしたいんだろ」と思いながら惰性で過ごしていると、新しいチャレンジを避け、成長の機会を逃してしまいます。
振り返った時に、「もっと早く行動していれば」という後悔の念に苛まれることになるかもしれません。
これは、自己実現の機会を逃したことに対する不満と、自分のポテンシャルを十分に発揮できなかったという感覚から生じます。
大切な20代!後悔はしたくないですね
自分にとっての「ホワイト企業」を見つけ、働くことで後悔しない20代を過ごしましょう!
仕事で成果が出せず、市場価値が下がってしまう
自分が何をしたいのか、または得意としているのかが明確でないと、仕事の成果を最大化することが難しくなります。
その結果、キャリアアップの機会が減少し、市場価値が低下する可能性があります。
市場価値が下がってしまうと、AIや海外の人材、優秀な同年代との競争が厳しくなってしまいます。
野村総合研究所とオックスフォードの共同研究では、日本国内の601種の職業において、労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能と予想されていることもわかります。
この比率、他国と比べて日本は高めなんですよ…
市場価値の低下を防ぐには、転職や自己投資といった自分自身に変化を起こすことが重要になってきます。
転職や自己投資は下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしましょう!
精神的なストレスにより体調を崩す
キャリアに対する不確かさは、長期的なストレス源となり得ます。
長期的にストレスを抱え続けると、メンタルヘルス不調を引き起こしてしまいます。
- 睡眠障害
- うつ病
- 不安障害
- やる気の欠如
また、仕事に対する満足度が低いと感じることは、人生全般における幸福感にも影響を及ぼします。
まとめ:20代で何をしたいか分からなくても問題ない!!
この記事では、20代が仕事で「何をしたいか分からない」という状況の原因と解決策、その後について解説しました。
20代は何をしたいか分からず、悩んでしまいます。そんな時は、解決策を試してみてね!
- 自己分析をする
- 転職エージェントやコーチングで相談する
- 様々な方法で情報収集する
特に自己分析はかなり重要!!
何をするにも、まずは自分のことを知ることから始まります。
忘れないうちにチェックしておきましょう!
読んでいただいている方の悩みが少しでも解決できていれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。