- 第二新卒での転職って難しいの?
- 第二新卒で何をやるか知りたい
- 転職しようか迷っているけど実際に転職活動してみてどうだった?
- 第二新卒の転職スケジュール
転職ってなにやればいいの、、、
第二新卒って中途転職と同じなのかな?
皆さんは転職を考えた時に、「何やれば良いの?」「どう進めていけば良いの?」など分からないことがたくさんでてくるのではないでしょうか?
僕自身も同じこと思って、調べることを延々とやってしまった失敗経験があるので痛いほど気持ちが分かります、、、
先に結論を言ってしまうと、第二新卒での転職は全体像を把握しておけば全く難しくないです!!
そこで、この記事では筆者の体験談をもとに、「具体的な第二新卒の転職スケジュール」お伝えします。
実際に転職して得られたノウハウや時系列ごとにやるべきことをまとめましたので、ぜひ転職活動の参考にしてください!
第二新卒で転職するなら転職エージェントをうまく活用しよう!
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第二新卒転職時のプロフィールについて
まずは第二新卒で転職活動をした際の僕のプロフィールを紹介します。
- 年齢:24歳
- 経歴:営業・マーケティング(学生)→Sier(新卒)
- 職種:システムエンジニア(SE)
- 年収:350万
- 学歴:日東駒専
The 普通!
突出した経歴でもないため、イメージしやすいのではないかと思います。
少し変わってる点を挙げると、経験職種が多いことくらいですかね、、、
【転職スケジュール①】転職決意編
転職したいと思った理由は大きく4つあります。
- コンサルタントへのジョブチェンジをしたい
- 年功序列に違和感を感じていた
- 働く際にクライアントと直接やりとりをしたいと感じていた
それぞれ以下の通りです。
コンサルタントへのジョブチェンジをしたい
1つ目は、コンサルタントへのジョブチェンジです。
コンサルタントへの興味を持った理由は、上流工程での働き方をしたいと思ったからです。
前提として、僕のような若手のSEは基本的に、設計されたものを元に何かしらの方法で開発してテストするという役割を担います。
それに対して、コンサルタントは、クライアントの方からの「〜したい」を「〇〇で解決しましょう」という、要求→対応策に落とし込むところを基本的には担当します。
僕の場合は、運良く要件定義のフェーズから参画(主に議事録)することができ、上流工程(コンサルタントに近い部分)からの働き方を経験することができました。
そうした働き方を通じて、実装よりもそれまでの過程を考える働き方に面白さを感じていました。
それならコンサルタントを目指してみよう!
そんな軽い気持ちで転職の第一歩を踏み出したわけです。
年功序列に違和感を感じていた
2つ目は、年功序列への違和感です。
当時、同じ年次の方の中ではトップクラスに成果を上げていました。
そこで、迎えた2年目の昇進!!
結果は、他の方と横並びの昇進具合。
正確には、評価はされているけど、昇進には影響していない。
年功序列って分かっていたけど、さすがに上がらなさすぎる、、、
2年目に上がった時点で、軽く絶望したことを覚えています。
年功序列ではなく、自分の成果を形として反映していただけるような環境に身を置きたい!!
2つ目の転職きっかけとなる出来事です。
働く際にクライアントと直接やりとりをしたいと感じていた
3つ目は、働く際にクライアントと直接やりとりをしていく環境です。
今後、長いビジネス経験の中で、人とコミュニケーションする力は欠かせないパーソナルスキルだと考えていました。
そこに、生成AIの台頭が相まったことで、人と直接やりとりをする働き方の重要性をとても感じていました。
それに対して、僕の働き方は社内でのやり取りに限定され、プロジェクトにも左右されますが、基本的には30歳近くまでクライアントとのやりとりはない状況でした。
数年間は、理想とのギャップを感じながら働くのか、、、
このギャップを早く埋めることが、3つ目の転職きっかけです。
【転職スケジュール②】事前準備編 〜分析と目標設定〜
とりあえず自己分析と業界分析から始めてみるか
この2つの分析作業を半月〜1ヶ月くらい行いました!
自己分析
転職活動をする上で、一番大事なのは「自己分析」です!!!
その理由として、自分のなりたい姿がはっきりしていないとどんな転職先を選ぶべきかが分からず、納得のいく転職ができないからです。
ということで、メモ帳への殴り書きや自己分析ツールを駆使して、とにかく自分のなりたい姿をハッキリさせました!
業界分析
次にやったことが業界分析です!
僕自身は、コンサルティング業界とIT業界についての業界分析を行いました。
業界分析で主にやった内容は以下の通りです。
- 転職サイトへの登録と募集要項の確認
- コンサルティング業界の概要
- コンサルティングジャンルごとのトップ10企業調査
- 口コミサイト調査
- コンサルティング業界で働いている人への聞き込み
- YouTubeやNewsPicksなどの動画媒体での
- noteやネット記事からの情報収集
転職の目標
次に、転職活動の目標を決めました!
転職活動の目標は5つ定めました!
- コンサルティング業界
- 評価基準が成果主義
- 入社して2年以内に上流フェーズ(設計より上)にコンサルタントとして参画可
- 6ヶ月以内に転職活動を終える
- 100万円以上の収入アップ
ちゃっかり収入アップも目標に入ってる、、、
肌感覚として、コンサルティングへの転職が成功すると100万円以上の収入アップができると感じて、目標に追加しました。
【転職スケジュール③】転職活動編 〜3ヶ月の転職体験談〜
それでは、第二新卒での3ヶ月間に及ぶ転職スケジュールを体験談をもとに解説していきます!
続いて、転職サイトと転職エージェントに登録しました。
登録した数は、なんと32個!!
自分に合った転職サイトを確かめるためにも、実際登録して使ってみることに!
次の日メールボックスを見ると、100通以上の通知が来てさすがに驚きました笑
最終的に選んだ転職サービスは別途紹介しますね!
転職エージェントに登録するとエージェントの方と行う面談の日程調整を行い、実際に面談をしていきます。
合計で、10人以上のエージェントと話をし、2人とメインでお付き合いする形で進めることに決めました!
お付き合いするエージェントの方を選ぶポイントはこちら↓
- レスポンスの速さ
- 志望業界・企業への知識の多さ
- フィーリングがあるかどうか
- コネクションがあるかどうか
面談の主な内容は下記の通りです。
- 面談社の経歴や転職理由といったパーソナルな情報
- 転職条件(年収、勤務値、希望職種等)
- 履歴書、職務経歴書の内容確認(エージェントによってはなし)
- 質疑応答
エージェントの方には、基本的に本音ベースで話すことがおすすめ!!
エージェントの方もプロなので、本音を言った方が理想に近い企業の紹介やアドバイスをしてくださいますよ!
面談後の対応は下記のとおりです。
- 書類の添削
- 面接対策
- 自己分析の壁打ち
- 求人の紹介と応募意思の確認
次に企業とのカジュアル面談を行いました!
基本的に人事の方が対応し、下記のような内容について面談を行います!
- 企業の紹介
- 興味を持った理由や転職の方向性のヒアリング
- 質疑応答
いよいよ企業への応募をしてきます!
応募方法としては大きく3つに分けられます。
- エージェントからの紹介
- スカウト形式で招待される
- 自主応募
転職活動を通じて、数えきれないほどの企業を目の当たりにするためどの企業に応募するか非常に迷います。
そんな時に覚えていて欲しいのが
企業のネームバリューや条件に惑わされず、自分の「転職軸」と一致するかどうかで応募を決めること
もちろん他にも気をつけることはありますが、上記を押さえておくだけで後悔する確率がグッと下がります!
書類選考を通過するとSPI等の適正検査を受検することになります。
今回は、コンサルティング業界志望ということでケーススタディとSPI試験の2つを対策しました。
SPI試験に関しては、参考書を2冊ほど解きました。
ケーススタディについては、参考書2冊に取り組み、エージェントの方と4回ほど対策を行いました。
意外と試験対策は忘れがちなので、計画的に対策していきましょう!
今回書類選考には、合計で30社ほど応募しました。
累計なので、同時に応募していたのは10社ほどとなります。
書類の通過率は、15社ほどの通過数だったので、50%ほどとなります。
第二新卒ということもあり、「経験不足」「スキルが満たされていない」などの理由で結構落ちるのですが、第二新卒あるあるだと思って気を落とさないことです!
書類選考を終えると、SPI受験に移ります。
基本的には、就職活動時と同じ形ですので、勉強さえしておけば問題ないです!
企業との1次面接は、基本的にオンライン上で行われると思っておいてください。
使用媒体は、ZoomかGoogle Meetが多かったので、事前に設定を確認しておくと当日がスムーズに進みます。
概要は下記のとおりです。
- 面接官:人事部、マネージャー・現場社員
- 時間:30分〜1時間
- 質問内容:業務内容、志望動機、転職軸、キャリアプラン
ほとんどが人事部の方が担当されますが、稀にマネージャーや現場の社員が出てくることがあります。
二時面接が最終面接の場合は、マネージャーや現場社員の方が出てくるパターンが多かったので、要注意です!
二次面接も一次面接同様にオンライン上で行われることがほとんどです。
- 面接官:マネージャー、役員
- 時間:45分〜1時間
- 質問内容:業務内容、転職軸、キャリアプラン
聞かれる内容は、基本的に変わらないのですが、詳細な点まで深掘りされるというイメージでいると大丈夫です。
逆質問をする際は、担当する方の役職に応じて内容を変えると好印象を与えることができるので、意識してくださいね!
最終面接では、3割ほどがオフライン面接となりました。
オフラインの際は、服装や所作なども抜かりなく進めてく必要があるのでお忘れないように!
- 面接官:役員、社長
- 時間:1時間
- 質問内容:転職軸、キャリアプラン
企業によっては、社長クラスが出てくることもありますが、聞かれることは変わりません!落ち着いて望めば大丈夫です!
結果的に、7社から内定をいただくことができました!
内定先としては、日経大手、外資系、ベンチャーなどがあります。
その後、複数社とのオファー面談を行いました。
オファー面談の概要は下記のとおりです。
- 担当:人事
- 時間:1時間
- 内容:オファー内容、フィードバック、質疑応答
オファーへの回答は、ほとんどの企業が1週間となります。
ここで注意点があります!
複数社のオファー内容で転職先を検討したい際は、転職スケジュールを綿密に考える必要があります!
僕は、スケジュール調整でミスがあり、全ての企業のオファー内容を検討することができませんでした、、、
オファー面談を終え、転職先を決定すると、いよいよ退職活動を行います!
上司に退職の旨を伝えることは、とても緊張しますが、転職が確定したらすぐに伝えましょう!
その際、上司から色々聞かれるかもしれないですが、「転職先」や「業務内容」は伝えないようにしましょう!
「転職先」と「現職の不満」を避け、転職の旨と感謝を伝え、引き継ぎについて相談するという流れでいけば間違いないです!
転職活動最後に行うことが、引き継ぎと入社準備です。
引き継ぎは詳細は業務上関わった方との調整のもとで、余裕のあるスケジュールで進めていきましょう!
入社準備は、転職先企業へ確認のもとで準備すれば問題は起こらないはずです。
【転職スケジュール④】転職活動の結果発表(番外編)
3ヶ月間の転職結果はこちら!
- 応募数:30社
- 書類選考通過:15社
- SPI試験通過:14社
- 1次面接通過:10社
- 2次(最終)面接通過:9社(3社内定)
- 3次(最終)面接通過:4社(4社内定)
最終的な内定社数は7社となり、面接からの内定率は5割となりました!
平均的な転職の内定率は、面接後から計算して4割ほどであるため、上出来かなと感じています。
まとめ
この記事では、第二新卒での「具体的な第二新卒の転職スケジュール」をご紹介しました!
筆者自身の感想としては、転職して良かったです!
転職することが目的ではないので、これから理想の姿に向かって頑張らないといけないのですが、そこに対して一歩近づくことができたのは間違いないです!
第二新卒の転職は不安もありますが、第二新卒だからこその闘い方があると感じています。
第二新卒の転職が不安な方は、こちらも併せてご覧ください!
この記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!