【もう悩まない！】新卒1年目で辞めたい本当の原因と6つの解決策！

新卒1年目はワクワクする反面、思っていた内容とのギャップから「辞めたい…」と考えてしまうこともあります。

でも、入社して3年以内に辞めたらやばいんじゃないかな？と不安になってしまいますよね。

結論、新卒1年目で辞めても問題ではないです！

この記事では、新卒1年目で辞めたいと思ってしまう根本原因と解決策について解説していきます！

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【結論】社会人1年目で辞めても問題ない！

繰り返しになりますが、新卒1年目で辞めても問題ありません。

その理由は3つあります。

詳しくはこちら：転職したいけどスキルがない20代必見！24歳で転職を成功した筆者がポイントを解説！

新規学卒就職者の離職状況によると、大卒で1年以内に退職した人は約12％、3年以内は約32%という調査結果になっています。

こうした背景には、1つの会社ではなく、転職をしながらキャリアアップするという認識の広まりが影響しています。

そもそも、働き方を選ぶのは立派な権利です。

「何か違う…」「辞めたい…」と思いながら働くのは、誰にとってもメリットがありません。

なにより重要なのは、自身のキャリアや人生にとって最善の選択をすることです。

新卒1年目で辞めたいと感じる理由

ここでは、新卒1年目が辞めたいと感じる原因5つを解説します。

人間関係がうまくいかない

新卒1年目が辞めたいと感じる原因の1つ目は、人間関係です。

新卒1年目で入社してこんなことを感じていませんか？

何かと新しい出会いも多い中で、良い出会いだけがあるわけではありません。

ただでさえ新しい人間関係構築で疲弊しているのに、問題まで発生していると憂鬱になってしまいます。

特に異なる世代や価値観との接点を見出すのは容易ではないです。

仕事が思っていたものと違った

新卒1年目が辞めたいと感じる原因の2つ目は、仕事が思っていたものと違ったという場合です。

エン・ジャパン株式会社によると、入社前後でギャップを感じた人は約8割となっています。

こういったギャップを感じるパターンは以下のようなものが多くなっています。

生じるギャップのパターン

特に、自己実現やキャリアのビジョンと異なる場合、仕事に対するやる気が低下し、辞めたくなる原因となります。

配属ガチャに外れた

新卒1年目が辞めたいと感じる原因の3つ目は、配属ガチャに外れたことです。

新入社員が配属される部署は、その後のキャリアに大きな影響を与えます。

日本財団によると、配属ガチャを心配している人は男女ともに約7割いるという調査結果になっています。

これは就活生よりは若い年代への調査結果となりますが、傾向としては同じようになると考えられます。

配属ガチャが外れることは、「歩みたいキャリアを歩めないのでは…」と退職を考えるきっかけになることもあります。

希望部署ではなかった場合は、今後のキャリアや部署異動を考えた上で、続けるかどうかを考えていきたいですね。

残業・休日出勤など、仕事の負担が重い

新卒1年目が辞めたいと感じる原因の4つ目は、過度な労働による負担です。

特に新卒は過重労働による疲労が蓄積しやすく、バランスの取れた働き方が難しくなることがあります。

実際、独立行政法人 労働政策研究・研修機構による「若年者の離職状況と離職後のキャリア形成（若年者の能力開発と職場への定着に関する調査）」、では、若年層の退職理由トップ3が以下のようになっています。

ご覧の通り、上位２つの退職理由に該当していることが分かります。

「このくらい普通」「ここで音を上げるのは甘え」といった考えは、精神的な疾患の原因にもなります。

周りと比較しすぎるのは良くないですが、適度に周りとの労働条件を確認しつつ、自分の働き方が適正であるかを把握しておきたいです。

今の仕事を続けることに不安を感じた

新卒1年目が辞めたいと感じる原因の5つ目は、今の仕事を続けることへの不安です。

新卒の方に多い仕事上の不安はこういったものがあります。

新卒で入社後、こういった形で将来への不安を覚えることは珍しくありません。

自分のキャリアパスが見えず、今の仕事を続ける意義を見出せない場合、退職を考え始める人もいます。

新卒1年目で会社を辞めるリスクやデメリットは？

新卒1年目で辞めてることに対する理解が広がりつつあり、市場も受け入れているというのは事実です。

一方、物事には良いことばかりではないため新卒1年目で辞めることにもリスクがあることを理解しておく方が良いでしょう。

ここでは、新卒1年目で会社を辞めるリスクやデメリットを紹介していきます。

失業手当が支払われない

新卒1年目で会社を辞める場合、失業手当をすぐに受け取ることは難しいことを理解しておきましょう。

通常、失業手当の受給資格を得るためには、ある一定期間以上の支給条件を満たさないといけないからです。

そのため、1年目で退職すると失業手当を受け取る条件を満たせず、収入面でのリスクを抱える可能性が高くなります。

特に、新卒で入社した際の初任給はあまり高くないことが多く、退職後の生活費に不安を感じる方も少なくないでしょう。

こうした面からも、退職を検討する際には失業手当が受け取れないということを理解しておくのが重要です。

企業によってはマイナスの評価を出す可能性がある

2つ目に、転職活動の際に応募先企業から「忍耐力がない」「業務への適応力に欠けるのではないか」というネガティブな印象を持たれることがあります。

特に、職歴が短いことは企業によってマイナス評価につながるケースも少なくありません。

人材を採用し、教育に投資する企業にとっては、新入社員がすぐに退職してしまうことは大きなリスクと捉えられるからです。

そのため、採用担当者が求職者に対して「次もすぐに辞めてしまうのではないか？」と懸念する場合が多く、新卒1年目での退職は転職活動において不利に働く可能性があります。

自分のスキルが不足している

1年目での退職は、自分のスキルが十分に備わっていない状態での転職活動を余儀なくされるため、転職先で求められる能力に対応できない可能性があります。

入社1年目は、仕事に慣れ、ビジネススキルや専門知識を身につけるための学びの期間と考える人が多いでしょう。

しかし、この時点で退職してしまうと、次の職場で同じような基礎スキルを求められることが多く、新しい職場でのキャッチアップにも苦労する可能性が高まります。

また、職歴が浅いために、次の企業で経験や実績が求められるポジションに応募できないケースもあります。

特に自分の市場価値が低いと感じる場合、もう少しスキルを積むために現職に留まる選択肢を検討してみるのもよいでしょう。

待遇が悪くなる可能性がある

新卒1年目での退職後、転職先での待遇が現職と同等か、それ以下になる可能性も視野に入れておきましょう。

若手の転職は中途採用よりも給与が低めに設定される傾向にあり、スキルや実績が少ないと評価が低くなりやすいためです。

また、転職直後に職場環境や待遇が良くないと感じた場合でも、再度の転職はさらにハードルが高くなる可能性があります。

とは言っても、待遇が悪化することで、現職で感じていた不満以上に生活面での負担が増し、次の職場でも早期退職を考えることになる場合もあるため、慎重に検討することが大切です。

新卒1年目で会社を辞める時の注意点

ここまで新卒1年目で会社を辞めるリスクを見てきました。

これまでのリスクを踏まえた上で新卒1年目が辞める時の注意すべき点を知っておくことで、キャリアでの失敗を減らすことができます。

次の転職先が決まってから辞める

新卒1年目で会社を辞める際に最も重要なのは、転職先を確保してから退職することです。

職歴が浅いことでの不利や、無職期間が長引くリスクを回避するといった点で転職先を決めてからの退職がおすすめです。

また、転職先が決まっていると、収入の心配が少なく、精神的な不安も軽減されます。

実際に転職活動のタイミングを「働きながら or 辞めてから」という点で比較した記事もあるので参考にしてくださいね。

無職期間を作らないよう計画を立て、転職活動を進めることがスムーズなキャリア形成に役立つでしょう。

転職理由や現職での不満を明確にする

新卒1年目で会社を辞める場合は、転職理由や現職での不満を絶対にはっきりさせておきましょう！

その理由は、転職活動でのアピールとキャリアで同じ失敗を繰り返さないためという2つあります。

1年目で辞めるとなると、転職先を探す際に応募先企業からネガティブな印象を抱かれる可能性があります。

だからこそ、転職理由を明確にした上で言い換えることが必要になってきます。

また、応募企業へのアピール以外にも現職での不満をはっきりさせておかなければ、転職先の企業でも同じような状態に陥ってしまいます。

それではキャリア上の問題を根本的に解決することができないので明確にしておく必要があります。

転職理由や現職での不満を明確にする際にそもそもの自分の性格や適職を把握しておくことが大前提となります。

現職の人間関係を悪化させない

退職が決まったからといって、現職の人間関係を疎かにするのは絶対NG！！

退職理由や転職先が決まっている旨を伝える際には、職場の人間関係に気を配り、礼儀正しく対応することが大切です。

退職時の立ち振る舞いはその後のキャリアにも影響を与えることがあります。

円満に退職するためには、上司や同僚にしっかりと感謝を伝え、退職に伴う引き継ぎをスムーズに行う姿勢を見せましょう。

そのため、個人的には退職代行は今後のキャリアを考える上でリスクが大きすぎるので辞めておいた方が良いです。

新卒1年目で辞めるか迷った時の判断ポイント

ここまで読み進めると、辞めたいと思っているけど…リスクがあるから…と判断に迷うと思います。

そこで、辞めるかどうか迷っている時の判断を5つのポイントで整理していきましょう！

一時的な感情ではないか

退職を決断する前に、自分の辞めたいという気持ちが一時的な感情に過ぎないか、冷静に考えてみることが大切です。

新卒1年目では、社会人生活に慣れるのに時間がかかり、忙しさやプレッシャーから「辞めたい」と感じることも多くあります。

しかし、それが一時的なものである可能性もあるため、時間を置いて考え直してみることが重要です。

一定期間、自分の気持ちを見つめ直し、感情に流されずに判断することが重要です。

辞めて解決する問題かどうか

辞めたいと思った不満や原因が、会社を辞めて解決する問題かどうかという点は重要です。

例えば、IT業界でプロジェクトマネージャーのキャリアを歩みたいのに、ずっとテスト担当である会社なら辞めることで解決する可能性があります。

この辞めて解決するかどうかという点は、会社とのミスマッチによるものもあります。

企業とのミスマッチは、長い目で見ると、様々な場面で弊害が出てきます。

今後働いていく上で会社とのミスマッチが起こらないためには、自分に合った働き方や深い性格の把握が必要になってきます。

おすすめは、客観的に自分の適職を把握できる診断・分析ツールを活用することです。

全て無料で使うことができるのでぜひ効果的に活用してください。

心身への影響があるか

「辞めたい」と思う理由が、仕事によって心身に負担がかかっている場合は、真剣に辞める選択を検討するべきです。

過度なストレスや疲労が続くことで、メンタルヘルスや身体に悪影響が出ているのであれば、無理をせず早めに対策を講じる必要があります。

例えば、ブラック企業での長時間労働や過重なノルマ、職場内でのパワハラやモラハラなどが原因で心身にダメージが出ているのであれば、退職を考えることは健康を守るためにも重要です。

厚生労働省によると、ブラック企業と言われる特徴は、下記の4点とされています。

• 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
• 賃金不払残業や、いじめ・嫌がらせ等のパワーハラスメントが横行する等、企業全体のコンプライアンス意識が低い
• 採用時に合意した以上のシフトを入れる
• 退職を申し出た際に「ノルマ」や「罰金」を理由に辞めさせない

ブラック企業について

上記を踏まえた上で、具体的な7つのポイントに整理してみました。

自己の健康を最優先にし、必要であれば専門機関や信頼できる人に相談するなど、適切なサポートを受けることが求められます。

辞める理由に納得できているか

辞めるかどうか迷う際には、「自分が辞めたいと思う理由に納得できているか」という点も重要な判断材料です。

辞める理由が曖昧だと、後になって「やっぱり辞めなければよかった」と後悔する可能性もあります。

辞める理由をはっきりと自分の中で理解し、その理由が自分のキャリアや人生にとって正しい選択だと思えるかどうかが重要です。

例えば、「今の職場では成長できないと感じた」「本当にやりたい仕事が他に見つかった」など、具体的な理由があれば、次のステップに進むためのモチベーションも高まります。

反対に、ただ漠然と「なんとなく嫌だ」という理由だけだと、再就職先でも同じ悩みに直面する可能性が高くなります。

このまま働き続ける意味があるか

現職に留まることが自分にとってどれだけのメリットがあるかを考えることも大切です。

新卒1年目の社会人にはまだ多くの学びの機会があり、企業によっては教育制度や研修プログラムが整っていることも多くあります。

働き続ける意味があるパターン

現職で学ぶべきことが多く、今後のキャリアに有益だと感じられる場合、もう少し現職で経験を積んでみるのも選択肢の一つです。

新卒1年目で仕事を辞めたいと思った時にやりたいこと

続いて、新卒1年目で仕事を辞めたいと思った時の5つの解決策を解説していきます。

同僚・上司に相談する

新卒1年目で仕事を辞めたいと思った時の解決策1つ目は、同僚や上司への相談です。

やはり、まずは身近な人から軽いスタンスで相談するのが良いでしょう。

同じ会社であっても、異なる視点からのアドバイスや解決策を得ることができるかもしれません。

「辞めたい」とは伝えずに、仕事で感じている不安といった軽めの内容から相談するのがポイント！

コーチングやメンターなどを頼ってみる

新卒1年目で仕事を辞めたいと思った時の解決策2つ目は、キャリアのプロへの相談です。

キャリアの相談なら、同僚や上司への相談だけでなく、キャリアのプロへの相談もおすすめです。

関連記事：キャリアコーチングはやめとけ！？実際に受けてみた感想と実態をお伝えします。

有給を使って、仕事から距離を置く

新卒1年目で仕事を辞めたいと思った時の解決策3つ目は、有給休暇を使って仕事から距離を置くことです。

辞めたいと思っている時に多いのが、冷静かつ客観的に状況が見れないということ。

だからこそ、物理的に仕事から離れることで、現状を正しく見つめることが大切になってきます。

辞めたいと思いながら働くことは、心身ともに良くない状況に陥ってしまいます。

リフレッシュすることで、より客観的に自分の状況を見直せるようになります。

自分の現状を振り返ってみる

新卒1年目で仕事を辞めたいと思った時の解決策4つ目は、自分の現状を振り返ることです。

仕事を辞めたいと思った時は、自分の現状を冷静に分析し、キャリアプランを立て直す機会です。

ここで重要なのは、「今の状況」と「将来なりたい姿・状態」のギャップを把握することです。

そのためにも、「自己分析」をすることは欠かせません。

関連記事：誰でも実践可能な自己分析の超具体的なやり方を6ステップで解説！

また、新卒1年目で仕事を辞めたいと思っている人でよくあるのが、自分の性格と仕事内容が合っていないことです。

この性格と適職を把握するとっておきのツールを今回3つ紹介します！

他のツールも見てみたい方は、こちらからご覧ください。

第二新卒で転職をする

新卒1年目で仕事を辞めたいと思った時の解決策5つ目は、第二新卒を活用した転職をすることです。

事前にもお伝えした通り、現在「第二新卒」の需要が拡大しています。

だからこそ、辞めたいと思っている方にとっては追い風が吹いている状況と言えるでしょう。

ということで、第二新卒を考えている人に読んで欲しい記事をまとめてみました。

新卒9ヶ月で辞めたAさんのケース

ここまで読み進めて、第二新卒での転職に興味が出てきている方がいるのではないでしょうか？

そこで今回、新卒入社した会社を1年目で退職し、転職した友人Aさんにインタビューをしました。

リアルな意見を聞いてきましたので、参考にしてみてくださいね！

インタビュー①：仕事を辞めた理由は？

仕事への情熱を失い、精神的なストレスを感じる毎日だったようです。

インタビュー②：新卒1年目で仕事を辞めた結果と転職してどう？

新たな環境で以前とは異なる業務に取り組むことで、自信を取り戻し、キャリアへの意欲も再び高まっているようですね。

インタビュー③：辞めたいと思っていた時に考えていたことは？

退職を考えていた時、Aさんは自分の未来に対して非常に不安を感じていました。

しかし、現状に留まることのリスクと退職後の可能性を天秤にかけ、新たな一歩を踏み出す決意を固めたようですね。

インタビュー④：もう一度やり直すなら何をしますか？

もしもう一度やり直せるなら、Aさんは入社前により多角的な情報収集を行い、自身のキャリアビジョンと仕事内容のマッチングを重視すると言います。

やはり、自己分析とメンターの存在、情報収集は重要ということですね。

まとめ

今回は、新卒1年目で辞めたいと感じてしまう原因と対処法について解説しました！

内容のおさらい

社会人1年目での退職は、新卒としては大きな決断となるからこそ、勇気のある行動が必要です。

大切なのは、自分自身のキャリアに対する正直な気持ちと向き合い、自分にとって最良の道を選ぶことです。

今回ご紹介したツールはこちらの3つです。

自分の性格や強みと向いている仕事を把握したい方は、ぜひ活用してみてくださいね。

他のツールも見てみたい方は、こちらからご覧ください。

今後も第二新卒で転職を考えている方向けに、情報をお届けしますのでお役に立てれば嬉しいです！

最後までご覧いただきありがとうございました！